電車職人

電車には職人のような人たちがいて、扉からはみ出たカバンを押して中に入れてくれたりする。

主に朝に登場する職人さんたちは1本1本電車が来るたびあっちの扉、こっちの扉を駆け回っている。

まだ発車できない時は被っている帽子を手に持って高くジャンプしながら遠くの係りに知らせるんだ。

そんな朝の職人を私は尊敬している。おかげで私は遅れることなく目的地に行けるんだ。



電車職人は今日も私たちを運んでくれる。


peko